足首のねんざは実はスゴく治りが早い
おはようございます。ひらた整骨院院長の平田です。
サッカーやバトミントン・バスケットボールなど様々なスポーツで起こりやすいケガと言いますと、足首のねんざではないでしょうか。足首のねんざは損傷の度合いで1度・2度・3度と分けられます。
「こどもがサッカーで足首をねんざしてしばらくプレーが出来ないんです」
「仕方がない」「それが当たり前」と諦めてしまわれがちです。
実は損傷の度合いに関わらず足首のねんざというものは治りやすいケガです。
治りやすい理由
足首は一番体重(負荷)がかかる場所だからです。負荷がかかりやすいなら逆に「治りが悪いのでは」と思われる方もおられるのではないでしょうか?いいえ、負荷がかかるからこそ身体(脳)は早く治そうと頑張るのです。しかし、早く治す為には条件があります。ねんざはしっかり固定しなくてはいけません。「シップを貼るだけ」「テーピングで固定」「シップと包帯固定」だけでは早くは治りません!
早く治す為には
ギブスやシャーレ等硬質の素材の物でケガした足首をしっかり固定する必要があります。足首がぐらぐら動かせる状態だと足首の靭帯が修復されません。それどころか靭帯が損傷(伸びた状態)したまま治ってしまいます。靭帯が伸びているため不安定な状態で再び足首のねんざしやすい足首になってしまいます。ねんざの癖がつくということです。
当院ではプライトンと言う素材で作った足首用シャーレを使用します。患者さん一人一人の足首に合わせて作ります。損傷の度合いに関わらず。3~4日もすれば足をついて歩ける様になり2~3週間でスポーツが出来るように成りますよ。
足首をねんざしたからと言って諦めないで下さいね。